このe-Learningプログラムは、英語の総合的な運用能力を測るTOEFL iBT®また、その入門編として位置づけられるTOEFL Junior® Standardでみなさんにより良い成果を出してもらうために開発されました。「総合的」というのは、英語を読み・聴き・書く力の運用力を指しています。TOEFL iBT®やTOEFL TOEFL Junior® Standard の成績はもちろん大切なのですが、それだけがプログラムの狙いではありません。私たちは、ここでみなさんがしっかりとした英語の力をつけ、自信を持って様々な場で使えるようになることを願っています。英語を通じて、より多くのことを学び、多様な人々と交流することで、みなさんの世界がきっと広がるはずです。
このプログラムは、4つのモジュールで構成され、それぞれのモジュールでは単語や表現が限定される初級から英語の母語話者に近い上級までの幅広い難易度の問題を用意しています。みなさんの今の実力も目指したい水準もそれぞれ違うと思います。各モジュールの学習全て、自分に合ったレベルからスタートでき、ゴールも自由に設定することができるのがこのe-Spireの強みです。
TOEFL やTOEFL Junior® Standard は、米国のETS (Educational Testing Service)という研究機関が開発・運営している英語を母国語としない学習者の英語力を評価するテストです。
TOEFL iBT®は読む(reading)・聴く(listening)・話す(speaking)・書く(writing)、の4つのセクションに分かれています。それぞれのスキルを個別に測る設問に加えて、読む+聴く+話す、といった複数のスキルの組み合わせからなる複合問題(Integrated Questions)で構成されます。
内容としては大学での講義や大学生活での会話といった場面設定で英語の能力が試されます。英語そのものの正確さも大事ですが、求められているのは英語できちんと意思疎通ができる力です。
試験は合計4時間で、以下のような時間配分となっています。
セクション | 出題数 | 時間 |
---|---|---|
読む | 3-4題(700語程度の文章)12-14の設問 | 60-80分 |
聴く | 4-6本の講義、6つの設問 2-3本の会話、5つの設問 |
60-90分 |
話す | 6題 (Independent 2問、Integrated 4問) | 20分 |
書く | 2題 (Integrated 1問、Independent 1問) | 50分 |
TOEFL iBT®の英語が大学の教養レベルであるのに対して、TOEFL Junior® Standardは、「読む」「聞く」の2技能における英語運用能力を測ります。内容は海外の中高生活で出会う授業や日常会話が中心です。
TOEFL Junior® Standardは、マークシート式の筆記試験で、「聴く」「文法と語い」「読む」の3つのセクションに分かれており、問題は合計で126題あります。
テストの構成は以下のようになっています。
セクション | 出題数 | 時間 |
---|---|---|
聴く | 42題 | 35-40分 |
文法と語彙 | 42題 | 25分 |
読む | 42題 | 50分 |
スコア:3つのセクションの結果は200-300点で評価され、総合点はこれらの合算で600-900点が範囲です。